石原裕次郎対加藤武。記者と刑事の因縁の深さが露呈する展開で熊井啓が脚本に名を連ねているためゴリゴリの社会派作品を期待して観ると舛田利雄色が強くアクションの域は超えずあまり両者に相性の良さを感じなかっ…
>>続きを読む俺は俺のやり方で必ず真実をつかんで見せる
姉さんのことはそれからだ
大阪城の空撮バックに裕次郎の歌で幕があがる。今回の役は毎朝新聞の大阪社会部エース。裕ちゃんの記者というと、ドラマ『大都会』シリー…
日活ムードアクション映画の走り的作品の様だが、舛田利雄監督にしては凡作。大阪の新聞記者石原裕次郎と大阪府警警察官加藤武が釜ヶ崎で起こった殺人を巡って、神戸での因縁に関連する事を追及していくストーリー…
>>続きを読むこの作品は思い入れがある。
初めて見たのが、裕次郎さんの亡くなった年。地元のUHF局で年末に追悼でこの作品と、「黄金の野郎ども」、同じ年に亡くなった、鶴田浩二の「誇り高き挑戦」が一挙放映された。それ…
親の仇が姉の結婚相手で最後には兄弟分、、王道の裕次郎映画。ちょっとシリアスにしてるけど大阪に神戸、京都のロケが昭和の一級資料。
なんか京都の場面が実相寺昭雄の名作、怪奇大作戦の「京都買います」のシー…
若く明るい新聞記者の青春物語かと少し期待して見ていたら、なんだかどんどん暗い話になってきて…、最後はヤクザたちの仲間割れと醜い撃ち合い…。
日活青春ものはまだ良いが、同じ日活のヤクザや麻薬の話は、…
熊井啓のせいかちょっと深刻に練りすぎか。火薬どっさり使ったラストがもったいないような出来だけど、火薬のラインを背中で消しにかかる加藤武といつものファムファタルな渡辺美佐子はよかった。わざわざ話を聞か…
>>続きを読む裕次郎サラリーマン路線を重厚にしたようなサスペンスだが、熊井啓脚本のせいか日活アクションにしてはリアリズムの強い力作。
渡辺美佐子がいかにもという役で登場し、芦川いづみや南田洋子の印象をかっさらう。…