このレビューはネタバレを含みます
脱獄囚と誘拐された少年との関係は最初はのれなかったが、ケヴィン・コスナーがイケすぎているのと2人が生い立ちを打ち明け合ったことで徐々に惹かれていった。
母親が襲われている時に立ちすくんでいたフィリップが、他人の為に銃を撃てるようになったのは、ブッチのおかげ。
不思議な逃走劇の間に成長が垣間見えるシーンが良かった。
片親が悪いとは言えないが、これをみると子どもには両方必要と思ってしまう。
捜査側がもう少し頑張ってくれたら。
イーストウッドは手練れそうにしていて、何もしていないし、ローラ・ダーンのキャラはやりたい事は分かるが中途半端になっていた印象。
捕まってしまうとハラハラするような箇所が局所的にはあるものの、全編通して緊張感がなかったのが残念。