たけうちさんの映画レビュー・感想・評価

たけうち

たけうち

茶飲友達(2022年製作の映画)

3.8

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「家族」とは。
血縁に依らない関係性、愛のような作品は多くあるが、マナが築き上げた家族が一瞬にして崩壊したように、マナの母だけが面会に来たように、千佳が金を持って逃げたように、本当の家族だけが無償の愛
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.5

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シリーズファンとして期限間近のU-NEXTポイントを使用して、念願の鑑賞。

シリーズ最終作(?)としてスケールアップを図ったのは感じたが、派手なことをしようとすればするほど、面白く無くなってしまう作
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.7

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ホラー描写もよく、最後のオチもなかなか気持ち良い。

純の洗脳が簡単に解けたり、逆にあっさり退場したりと、せめぎ合う感じが薄く、玉木宏の独壇場にみえるのが惜しい。
これなら花視点に徹底で、推理までさせ
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.8

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アジア系のコメディドタバタサスペンスかぁと手を頭の後ろで組むくらいにしてみていたら、いつの間にか前のめりでみていた。

ホーの堅気に戻りたい、弟の元に戻りたい気持ちと兄弟分の仁義を通したい気持ちの間で
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007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

3.6

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ムーアボンドの最終作にして、敵がらしからぬガチ悪で、どうなるかと思いきや、陸海空を網羅して暴れ回り、最後は飛行船爆破。相変わらずだった。

序盤は馬のドーピングと、ケチくさい事やってるなと思っていたら
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.9

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思想は子に受け継がれ、怒りの代償は愛する者によって支払われる。

最近話題?の時系列シャッフルとカラーとモノクロの使い分け。
使い方は違うが、機能していたように思う。
特にノートンの差別意識の根源に気
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.7

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前作があまりにも「前座」で、満足度は低かったが、遂に物語が加速する事を信じて鑑賞。
これは進んでいるのか?

進んでいないとは言えないが、3時間弱の尺でこれは肩透かし。つまらなくはなかったけど。
比べ
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変な家(2024年製作の映画)

3.3

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後ろの中坊が150回くらい咳払いしていて、集中出来なかった事を差し引いても面白くない。

間取りにもっと意味を持たせるのかと思いきや、左手推し。

後半の見せ場は狭っ苦しい所にたくさん人がいて、よく分
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

3.9

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『Here』を爆睡した分、本作は目をかっぴらいて。

長い夜系の話はやはり良い。

終点までは無いが、何度も乗り過ごした経験があるため、気持ちがすごく分かる。無音になるのよ。

コンビニ?の姉ちゃんと
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Here(2023年製作の映画)

3.6

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コンディションが悪いわけではなかったが、信じられないくらい寝た。

ラストのめちゃくちゃいいシーンはしっかりと。

もう近くの映画館では終わってしまうため、配信で見返したい。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

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圧倒された。
大半は会話劇だが、3時間息をつく暇もない程濃密。

オッペンハイマーを称賛する内容でも、原爆が戦争を終わらせるために必要不可欠だったと示唆する内容でもなく、まず安心した。
しかし、やはり
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

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原作好きというか浅野いにお好き。
初アニメ化!!

まず、「おんたん」の発音が「ポンカン」で驚いた。ずっと「ノンタン」で脳内再生されていた。
というか「ノンタン」通じる?

宇宙船が上空にありながらも
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.6

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あまりにも有名すぎるラストは知った上での鑑賞。因みに中学生の時に国語の教師にネタバレされた思い出。当時はなんとも思わなかったけど、今考えると何してくれてんねん。

知った上でみているせいなのか、地球以
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

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冒頭の崖からの落下の画に不安になったが、そんなものは直ぐに払拭された。

朝陽の序盤から張り巡らされた違和感が終盤にかけて綺麗に回収される気持ちよさ。
事件の一部始終の物語だと思っていたが、シリアルキ
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.8

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『悪魔をみた』とまさかのうんこ被り。内容は真逆。

江戸時代の汚穢屋は知っていたが、排泄物をかついで町を練り歩く姿を映像にすると改めて今から考えると信じられないなと。

現代の様々なしがらみに囚われず
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.0

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開始約30分ほどでクライマックス、ここからどう展開するのかと思ったら、地獄だった。

もうないでしょを何度も乗り越え、ゴア描写も加速してきて、暗い雰囲気の割に疾走感があった。

もう少し早く来てくれよ
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.1

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いい映画。
特に言及する所がない。

改めて生き方について考えさせられるようなメッセージもあったが、正直感動し過ぎてそれどころではなかった。

セイヤーの後悔に対し、エレノアが親切だからと言うシーンは
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.8

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前半に精霊とかを丁寧に説明していたのが嘘のような後半のお祭り。
評価分かれそうだけど、好み。
ミンの変貌や継承云々の揺さぶりに時間を使ったからこそラストが映えたと思う。

ニムの退場のさせ方は残念だっ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.7

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ちょうどいいエンタメ作品。
今日楽しんで、明日もう忘れてるくらいの(褒めてる)。

小説の内容と現実が交錯して…から予想外の展開だった。
最後の最後まで二転三転して読めない。伏線回収もあって良。

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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.5

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映画館でみることができて幸せだった。

映像もめちゃくちゃ綺麗。

タランティーノ作品は『イングロリアス・バスターズ』1番好きだけど…揺らいだ。日替わりみたいなところあるけど。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.5

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ひな祭り原作未読鑑賞。

予告の時点で杉咲花すげとなっていたが、その評価は変わらず。というか爆上げ。

ただ、内容は厳しい。
主に児童虐待、性自認に関する社会の問題をテーマにしているが、この二つの問題
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.5

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不愉快。

楽しみ方が分からず、面白いと感じられる部分はなかった。

巻き戻しはどういう意味なのだろうか。調べる気も起きない。

卵も高いんだけどな。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.1

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酒池肉林を映像化したらこうなるのか。

アメリカンドリーム。
落ちぶれを描いているものの、結局最後は金が解決する。金があっても大切な人がいない、愛する人がいないみたいな、綺麗事作品もあるが、現実はこう
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.9

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「男はつらいよ」を進めているため、老いた倍賞千恵子に驚く。声はそのまま。

まずキャスト陣がチート。
メイン2人は勿論(倍賞千恵子に並ぶ磯村勇斗もバケモンだが)、河合優実は短尺でインパクトがあった。普
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007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.6

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インドを舞台にした市街地戦はユーモアに富んでいて良かった。
ポスターとか馬鹿馬鹿しいが笑ってしまう。
だんだんムーアボンドの良さが分かってきた。あと1作だけど。

もはやうんざりするほど、後半に展開し
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007/ユア・アイズ・オンリー(1981年製作の映画)

3.6

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ぼーっとみてたら思いの外登場人物が多く、対立構造が複雑でストーリーを見失った。

アイスホッケーは分かりやすくてニヤニヤ、結構好き。

おバカアクションだけではなく、本格派アクションも混じっていて、特
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親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.6

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パク・チャヌク監督の「復讐3部作」のラスト。
3作の中では淡白で、印象が薄く、分かりづらかったように思う。

クヌジャが美しい殺人犯として出所するところから始まり、 何も分からないまま、ことが進むワク
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

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3部構成で1.2部は視点を転換して同時系列が描かれ、3部で締める。
それぞれでどんでん返し的なインパクトがあり、見応えあり。

また、展開的な驚きだけでなく、各部で登場人物の特に珠子のキャラクターが掘
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

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実は先週みたが、爆睡して訳分からなかったため、改めて鑑賞。
全編、目をかっぴらいてみたが、結局訳は分からず。

親と子のギクシャクをどう膨らませたらこうなるのか。

母親の葬式に行くロードムービーなの
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.8

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連載開始時に1、2話みた程度勢。
目を瞑らずにスパイクを打てるようになったのか。
田舎の映画館のくせにありえないくらい人が入っているので野次馬鑑賞。

キャラの関係性はおろか名前も知らないため、内輪ネ
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.6

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本国で大コケという噂を聞いて、みる気もなかったが、時間が余ったため。
そんなに悪くない。

主人公が予知能力のみ、側もただの子どもなため、アクションが成立するはずもなく、物足りなさが残った。
が、1作
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.8

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普通に面白い。

ストーリーも戦闘シーンもどこを取っても普通。

ジェイク今回はいい役かと思えば、途中でちゃんと狂っていて良かった。

ガイ・リッチーが多作過ぎて、どこを目指すのか。

陽はまた昇る(2002年製作の映画)

3.6

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子供の頃はVHSを当たり前のように使っていた世代だが、ビデオ戦争は知らなかったので、ビクターが開発元だった事を含めて勉強になった。
共通規格は素晴らしい、Lightningウンコ端子を使い続けたApp
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女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。 後編 出る!(2015年製作の映画)

3.4

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『架空OL日記』みたいなシュールなワンシチュエーションドラマかと思いきや、そういうわけでもなく、そして全く面白くない。

中村倫也にも下積みがあったんだなぁ。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

PMS、パニック障害の人を認めろ!というような押し付けがましさがあるわけではない。同情を引くようなわけでもない。ただ、人間って支え合いだよね。
シンプルだが、社会に出ると意外と実践できる人は少なく、ジ
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