Paleniche

ディパーテッドのPalenicheのレビュー・感想・評価

ディパーテッド(2006年製作の映画)
4.0
ディカプリオ。先日、キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンを観て、おっ!と思ったので、こちらも観てみる。どうやら食わず嫌いだったのかな。彼は演技派だったのか。せっかくの同世代なのだし、タイムリーに観ておけばよかった。ブラッド・ピットやマット・デイモンばかり繰り返し観てしまっていた〜!
しかし、潜入した二人は、どちらも悲惨な人生だな。家族やボスなど、他人に振り回される人生。せっかくの能力もルックスも可能性も、すべて人に食い尽くされてしまった。なんともあっけないラスト。だからこのタイトルなのか。1990年代から2000年代にかけて、こういう雰囲気の映画が多かったことを思い出す。人生とは塵のようにあっけないよねー、あはは、というような、なんとも多幸感溢れる虚無感で満たされる感覚。こういうのがかっこよかった時代なんだよな。
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