犯罪者の家系というカルマから脱却する為正義を抱く潜入捜査官と犯罪組織に育てられ警官として悪事を働くスパイという2匹のネズミが交錯する物語り
潜入捜査官としての主人公を知るのは上司の2人のみで、ヤバいことに巻き込まれて味方がいない状況が続く中組織のボスであるコステロがFBIと内通していたり警察側が腐敗している現状にも追い詰められていくのがリアル
うまく立ち回るスパイは潜入捜査官の顔を知る1人を殺し、1人を退職まで追い込み勝ち確定と思いきやそうはいかないのが面白い
ネズミに挟まれるカウンセラーの彼女がキーになるかと思いきや純粋に愛されるだけだし、予想を裏切る展開に間延びしたような演出が掻き消される良く出来た構成
事件が解決する前に終わるのがまた良い
