このレビューはネタバレを含みます
スーツケースで引越しの荷物と同じ様に運ばれてきた下の子2人の登場シーンから絶句。
優しい口調で、信じられないことを子供達に約束させる母親が怖くて仕方ありません。
周囲の目には付いているのに、助けてくれる人もいるのに。根本的な問題の解決には何もなってない。
"誰も知らない"のと変わらない。
4人で暮らしたいから、と行政や福祉も頼れないのももどかしいです。
終盤で母親から送られてきた現金書留と共に入っていた手紙の文面に怒りが込み上げました。
以前見た"子宮に沈める"同様、こんなことが現実に起きていると思うとゾッとします。
こういったことが無くなるにはどうしたら良いのかまた考えさせられました。