ダイゴロウ

気狂いピエロのダイゴロウのネタバレレビュー・内容・結末

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

初めて鑑賞したゴダール作品。

自由にも程があるといった作風の映画で、鮮やかな色彩が楽しい芸術的な作品でしたが、ほとんどのシーンが即興演出ということもあってか(脚本と言えるものも無いらしい??)、台詞があまり噛み合っていない印象であったり、展開も強引な部分が多く、物語を楽しむという意味では厳しい作品のように個人的には感じました。

死の直前に我に返ったようにダイナマイトの火を消そうと焦りはじめる、ある種滑稽なラストシーンは、非常に印象的かつ清々しかったです。