tak

王様の映画のtakのレビュー・感想・評価

王様の映画(1986年製作の映画)
3.5
主人公の映画監督ダビは、19世紀にインディオを率いて王になろうとしたフランス人の実話を映画化することを望んでいた。彼が困難な撮影に苦心する姿を描く人間ドラマ。

遠景の美しいアートな映像や、街で素人をキャスティングしようとする楽しさ等、印象的なシーンの連続で引き込まれた。次第に監督自身が”王”になろうとする狂気と、彼をそこまで駆り立てる映画の魅力。それでも撮り続けようとする不屈のラストシーンにはただただ感動。
tak

tak