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西部戦線一九一八年のMikkyMovieのレビュー・感想・評価

西部戦線一九一八年(1930年製作の映画)
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またまた1930年の映画に戻ります!笑
フランス、アメリカ、日本と来て
最後はドイツ映画!
この時代の映画って
大体この4つの国なんだけど
他の国の映画は残ってないのかな?
誰か教えて~

で、この映画より有名な反戦映画が
同じ年に公開された
西部戦線異常なし
だけど、こちらはドイツが撮った映画で
4人のドイツ兵のエピソードが中心。
最初は敵も出てこず
攻撃は音と着弾で描いていて
芸人などが出てくる休暇シーンもあり
残酷な描写などもなくて
良い意味で見やすいんだけど…
その描写の反対には
貧しい市民の様子、離れ離れになる恋
故郷への思い、夫を待つ妻の思い
なども描かれていて反戦への思いに繋がる。

浮気された夫から
戦地へ帰りたいなんて言葉が出てきて
本当に狂気の沙汰だな~と…
最後は全て戦争のせいだ!って
言葉に変わるけど…

そして、西部戦線異常なしも
印象的なラストだけど
こっちのラストの方が衝撃的かも…
トーキー映画の演出が活かされてるな~と。
叫び声が恐ろしい…
荒々しく書かれたende?!は皮肉すぎる…
第二次世界大戦があるからさ…
同志じゃないのかよ!

ドン引きで結構な長回しの
戦闘シーンは奥の方まで見えて
なかなか良いカット!
塹壕の撮り方も良い!
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