やっぱり、これは名作だと言わざるを得ないと思う。
昔見た時よりも、もっともっと全てに納得がいく気がした。
ジョゼとの出会い、惹かれていく過程、恋人同士になる瞬間、そして別れ。
それがきちんと描かれていて、脚本も俳優たちの演技も素晴らしい。
不意に道端で号泣する彼の姿と、電動車椅子を手に入れて疾走するジョゼ。
あのラストシーンは、いつまでも印象に残る名シーンだ。
妻夫木聡、池脇千鶴はもちろん、
上野樹里、江口のりこ、新井浩文も、
みんな存在感を放っている。
アニメ版や韓国版しか見たことのない人たちに、ぜひ見てもらいたい。