「小便したくなったら、その辺で出すしかないだろ…。」
「どっちかってっとクソだな…!催したからって…その辺で出すわけにもいかない…!」
その例えはどうなのwwwww
お前ら野グソしたくなったらどうすんだwwwww
山奥で特殊部隊と演習することになった小隊。
だが、山奥に向かっても特殊部隊は見当たらず周囲には血や臓物が転がり、生き残っていたのは大尉1人しかおらず、その大尉も重傷を負っていた。
無線も使えないため、大尉を安全な場所に運ぶことになった小隊一行。
だが、突如として狼男の群れが襲ってきた!!!
通りすがりの動物学者に助けられた一行は、山奥の小屋に隠れることにした。
だが、狼男軍団はすぐそこまで迫っていた!!!!
狼男軍団と一小隊の死闘を描いたモンスター・パニック・アクション・ホラー。
「ドゥームズデイ」「ディセント」のニール・マーシャルさんのデビュー作。
ニール・マーシャルさんの新作がようやっとご近所で劇場公開されたので、折角なので観直し鑑賞。
話は「英国軍隊VS狼男軍団!」の一言で済ませられるくらい単純。w
心理描写とかは最小限にとどめ、ひたすら狼男達との籠城戦が描かれる!!!潔くて良し!!!w
主人公は軍人で武器も弾幕もたんまりあるのだが、狼男側も滅茶苦茶つええので主人公側も苦戦しまくり!お陰で全編緊張感みなぎりまくり。
会話劇も皆のキャラが中々立っていて、シリアスな内容ながら会話劇も軽快で飽きない。
終盤の主人公と軍曹の掛け合いも何か好き。
狼男との闘い際に皆が皆ヤケクソ気味になるのがなんかおもろいw
(しかし、やたらサッカーネタが多いのはなんでだろうw)
アクション演出自体は割とフツー目だが、あの手この手でアイディアを展開し、緊張感を継続させながらも飽きさせない。
銃撃や爆破シーンなど、アクションも派手めでグッド!!!
狼男は着ぐるみで表現され、ド付き合いなどのぶつかり合いっぷりにも迫力を持たせている。
少ないながら、内臓が出たり生首が転がったりとスプラッター描写も凝ってるぞ!(爆破シーンで一瞬狼男が粉砕されてるシーンもあるw)
つーか内臓戻すのは無理があるよ!!!wwww
しかもボンドで接着て!!!wwww
そんなこんなでアクション・バイオレンス・モンスターと申し分ない作品なのだが、何と言っても画面が暗い!!!
恐らく緊張感や恐怖感、不安感を出して、映像の安っぽさも隠せる為だとは思うが、アクションシーンが見ずらくなってしまったのは致命的すぎる。
銃撃戦や狼男との格闘戦、家をぶっ壊しながらの逃走劇なんかは割と見やすいのだが、全体的に暗くて良く見えないところが多いのが勿体ない!
お陰でアクションでも所々集中できない箇所があるし、狼男の姿に至っては殆ど影絵状態。w
また、画面が暗めな所為で会話を挟む静かなパートは結構しんどい。
終盤に衝撃に事実が判明するが、その前の会話部分は割とダレ気味なのは少々残念だった。(緊張感はあるのだが、如何せん画面が暗くて眠たくなる!w)
最初の作品故か、ショボい所やこなれてない所はあるが、アクションや勢いに溢れたパワフルな一品。
B級モンスターパニック物が好きなら観ておいて損はないでしょう。
ただ観る手段は少ないし、ソフト自体も絶盤っぽいので、宅配レンタルとかでないと観れないかもしれないけど。
(幸い、自分は近所の個人経営のレンタルショップ店でレンタルできた。)