映画の内容が邦題やパケ写のイメージとここまで離れていると、もう笑うしかない。恋愛ものかと思うし、最初の10分は確かにそんな感じでしたが、まさか「少林サッカー」だったとは!
「落ちこぼれチームが快進撃」という見え見えの展開ではありますが、どんなに主人公が足を引っ張ってもチームが勝ってしまうというコメディ展開は笑えるし、主人公が更生(?)して勝利に向けて団結するラストも(わかっていても)盛り上がってしまう。スポーツ・コメディとして秀逸なので、ミラ・ジョボビッチのパートが余計に思ってしまうほど。
とはいえ、ロシア語を話すミラ・ジョボビッチはとても貴重(彼女がウクライナ出身とは知らなかったなぁ)。
色んな意味でネタに溢れた良作です。