蝿の王のなむのネタバレレビュー・内容・結末

完璧に近い作品。無人島に漂着した子供たちが、協力して生き抜こうとするも、意見の対立から派閥ができてしまい、最終的には恐慌にかられて狩りが始まってしまう話。子供と無人島という組み合わせで社会を鋭く描き出している。根源的恐怖に襲われると、何かを見出してすがりたくなる。宗教や陰謀論もこういった構造なのかもしれない。