ヤマト

鮫肌男と桃尻女のヤマトのネタバレレビュー・内容・結末

鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【 山を泳ぐ鮫 】

 個性豊かな悪い奴らと陽気な雰囲気とは対照的なバイオレンスに拍手。
 浅野忠信さんがひたすらカッコいい。怖いもの知らずで次々とヤクザに噛みついていく様は、鮫そのもの。違うのは生息するのが海ではなく山ということだ。いつの間にか見知らぬ桃尻女が、親愛なる桃尻女になっているのもよかった。いつの間にか鮫肌男は、桃尻女に夢中になっていたのだった。そして必死に守っていた。
 本作の山田のサイコパスキャラクターが最高だ。トイレでのシーンは大好きだし、最後のホテルでの言動は存在感が際立っていた。結果的に鮫肌は、あのトイレで山田を仕留めなくて大正解だったのだ。
ヤマト

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