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嵐の孤児のScriabinのレビュー・感想・評価

嵐の孤児(1921年製作の映画)
5.0
これまで見たグリフィスの中で一番好きかも。特に染色が素晴らしい。光の量や雰囲気がよく伝わってくる美しい色。中間字幕も品良く仕上げられているし、豪華なセットは見ているだけで目に愉しい。
メロドラマなんだけど、舞台では見えないような細かい視線の流れを見せているのは映画らしい。ダブルアクションもすんなり入ってきた。
アンリエットの処刑シーンは『イントレランス』の現代編思い出したな。ギッシュ姉妹の造形はやはりミレイの少女世界。
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