看守が個性的で、鈴木みのるがあのゴムゴムの実みたいな頭でそのまま演じているのにびっくり。もう1人武蔵拳さんという初めてお目にかかる俳優さんはシュッとした菅原文太みたいな人でおもしろかった。
話の筋に関係ないソフトボール大会がクライマックスになっていて、ルーキーズのような友情物語みたいな展開には観ているこちらが恥ずかしくなる。
出ている不良たちが強そうで、とても主役の波岡一喜が叶うような風貌でもないんだが、まぁこの中で一番の有名人なのでそこはしょうがないか。
少年院の名前が大月少年院という、監督の苗字から取っている雑さもリアリティラインの低さ曖昧さも楽しい映画です。
