薄

さらば友よの薄のレビュー・感想・評価

さらば友よ(1968年製作の映画)
3.0
子供の時にチラッと見て地下室のシーンが妙に印象に残っていた映画。ようやく全編通して見ることが出来た。

内容としてはセバスチャン・シャプリゾ原作・脚本のサスペンスドラマ……なんだけどサスペンス部分は弱く(と言うかプロットは全体的に弱い)、結局フレンチ・ノワールらしい義侠心や男の友情が前面に。

女性は完全に添え物として扱われていて、半裸の男二人が長いこと映っているビジュアルも含めて男臭い映画。ラストシーンは様式美の頂点という感じの名シーンでドロンもブロンソンもカッコいい。
薄