このレビューはネタバレを含みます
具体的にうまく表現できないが、いかにも吉本ばななの世界だなぁ…という感じだ。
映画デビュー作と川原亜矢子は初々しい。棒読みの台詞も、わざとそういう雰囲気を出しているのか?とも思える。
ストーリーはあるが、なんともつかみどころがないような…。
雄一の母・絵理子を演じた橋爪功が最高だ❗
母と言っても、本当は父親で、亡くなった母の代わりに女裝して母親を務めているのだが…。
見た目はどう見ても女裝のゲイなのだが、何故か下品にならず、ケバケバしくもなく魅力的なのだ。この橋爪功を見られただけでも、この映画を観た価値はあった。