メロンパン

ウルヴァリン:X-MEN ZEROのメロンパンのレビュー・感想・評価

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)
3.8
ヒュルヴァリンを求めて その④

ブロブとは別の意味で脂が乗ってきたウルヴァリン。

前作3つは勿論アクションはあれど、どこか地味なイメージがあり、いま一つ乗り切れない所がある。人間とミュータントと描く硬派な作品としてイメージが強い。別に嫌いなわけではないけどね。

打って変わって、本作はアクションに重きを置いた作風で、横にも縦にも駆け巡る、それも重厚感のあるアクションで記憶に残るシーンが多い。
前作との相互性の点で考えると、かなり雑な構成だけど何故かあまり気にとめずに見れる。それもこれもヒュルヴァリンのお陰。

黒歴史な部分もあるけど、けっこう好きな一作。