ヒュルヴァリンを求めて その④
ブロブとは別の意味で脂が乗ってきたウルヴァリン。
前作3つは勿論アクションはあれど、どこか地味なイメージがあり、いま一つ乗り切れない所がある。人間とミュータントと描く硬派な作品としてイメージが強い。別に嫌いなわけではないけどね。
打って変わって、本作はアクションに重きを置いた作風で、横にも縦にも駆け巡る、それも重厚感のあるアクションで記憶に残るシーンが多い。
前作との相互性の点で考えると、かなり雑な構成だけど何故かあまり気にとめずに見れる。それもこれもヒュルヴァリンのお陰。
黒歴史な部分もあるけど、けっこう好きな一作。