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学校のmarnimのレビュー・感想・評価

学校(1993年製作の映画)
4.8
第17回日本アカデミー賞受賞作品。
山田洋次監督脚本の本作、元々山田作品は個人的にとても好きで、見るといつも心を揺さぶらるのだが、この作品も涙を流しながらの鑑賞となった。
年齢や境遇も異なる7人の生徒、そんな生徒たちと真っ直ぐに向き合い、温かく包み込むような先生が西田敏行演じる黒井先生である。

俳優陣では、西田敏行のどハマり感は別格で、生徒の中では第一に田中邦衛、そして裕木奈江とオモニ役の新屋英子が印象的であった。

当たり前のように学校に行って卒業をし、今の自分があるが、学ぶことの大切さ、学校のありがたさを改めて教えてくれるような作品であった。
見終わった後、じんわりと温かい気持ちになれるとても素晴らしい作品であった。
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