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ファン・ジニ 映画版のもねのレビュー・感想・評価

ファン・ジニ 映画版(2007年製作の映画)
4.0
評価が低いようだけど、結構良かった。

が、ファンジニじゃない気がする。

ドラマ版はジニが技芸に魅せられてミョンウォルとなり、恋愛はするものの結局は妓生として音楽や舞が捨てられないみたいなストーリー。

対してこちらはファン家のお嬢様が実は下女の娘だとバレ、実家から縁を切られ妓生となることを選ぶ。
実は下男のノミがジニの嫁ぎ予定先にそのことを告げ、自分のものにならないかと淡い期待をして起こしたものだった。
その告白を受け止めジニはノミに後見人を頼む。
義賊の棟梁となったノミは窃盗を繰り返し、庶民に還元するがジニを手に入れたい長官の罠により役人殺害、財宝泥棒の罪を着せられる。
一旦は逃げるものの手下を助けるために出頭するノミ。
ジニと牢屋で再会したノミは愛を告白。ジニも残りの人生を捧げに来たとやってくる。

って、これ完全に妓生になった女と見守る男の悲恋映画。ちっとも妓生の生活が出てこないのよ〜。もっと歌や舞のシーンないの!?って思ってしまった。
見守り系だけど強い男ユジテ。セクシー。

そしてキスシーンすら出てこない。
とにかくソン・ヘギョ、キスシーンない。
妓生なのに無い。
男が下に下がっていってやってますよ〜、的なごまかし。
原作者が北朝鮮人だからなのか?

ソン・ヘギョ、演技下手よね。
昔言葉?みたいな言い回しが板についてないというか、棒読み感がある。目をぐるっと囲んだラインも気になるし。鼻の穴も気になる。

で、最後!
あれなんすか?
あれが北朝鮮でのシーンなのかなぁ。
あんな薄着であんな深雪の中、山登る?

悪くはないし、キュンともしたけどファンジニの人生!って感じはしなかったなぁ。
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