もねさんの映画レビュー・感想・評価

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パプリカ(2006年製作の映画)

3.7

筒井康隆原作。

他人との夢を共有できるテクノロジー、ディーシーミニ。セラピーに使う予定だったが試作機が盗まれ、研究員たちの夢が侵され発狂する。
研究員の一人、千葉敦子は夢探偵パプリカとして、テロリス
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呪われの橋2 怨霊館(2023年製作の映画)

3.5

一作目より面白かったと思うけどな。

いわくつきの大学の建物。
そこで実験をした兄が意識不明に。
謎を解くために建物へ。

なぜ、お兄さんが実験をしたのかよくわからんが、建物内で逃げる様、ループするの
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ロ・ギワン(2024年製作の映画)

4.0

評価が低いのでイマイチなのかと思いきや、個人的には良かったよ。

脱北した朝鮮系中国人だったロギワン。
業者を頼ってベルギーにやってくるも難民認定は数ヶ月先。
ゴミを漁り、瓶を集めて換金、となんとか生
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バービー(2023年製作の映画)

3.7

私は「現代を生きるリカちゃん」が好きだ。

ピンク色の世界、
毎日オシャレして楽しく過ごすだけで、
ケンと性的な接触もないバービーランド。
ケンはバービーの世界のオマケ。

ある日、バービーは死につい
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.7

豪雨の夜、よくやく予約した家。
一晩明けたら周囲はゴーストタウンてめちゃ怖い。昼間でも怖い。

経済破綻したデトロイトだったよ!

面接した女性もそこにいてはいけないと言うし、
家に戻るとおかしな男が
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.5

やっぱ「うる星やつら」はこれだわ。
全員、いきいきしてる。

「うる星やつら」を好きだった理由の一つがこの学校生活が楽しそうだったんだよね。
泊まり込んだり、
まつたけ鍋やったり、
みんなで結束してい
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

面白かった。
JAZZに賭ける若者の成長物語。

でも映画だからなのか展開が早くて、心理描写や成長過程に物足りなさを感じた。
とんとん拍子に行き過ぎ〜、みたいな。
原作ではもっと丁寧に描かれてるのかな
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耳をすませば(2022年製作の映画)

3.4

「翼をください」の時点で魅力が落ちる。
肝なんだから権利を取ってから撮影すれば良かったのに。
観る人がどこに期待してるかわかってないよなー。

ジブリ映画で語られた天沢聖司と月島雫の出会いと未来への期
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メガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・い(1986年製作の映画)

3.0

キャラデザは美樹本晴彦のままが良かった。
省吾はともかく唯が可愛くない。

前作の方がもう少しSF色が強かったけど、
今作は暴走族が走り回ってる。

濡場は不自然に靄の向こうへ。笑。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.7

のっけからプリズンブレイクしてましたとばかりのかつてのキングスマン学校仲間のチャーリー登場。
この時のアクションサントラがプリンスの「レッツゴークレイジー」とかかっこよすぎ。

キングスマンのエージェ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

いいよー、いいよー。
さすが「変態仮面」をやっただけあるし、
鈴木亮平の顔立ちが昭和世代にも納得なのよ。
冒頭の、もっこりソングからのアクション最高。

安藤政信の槇村もいいんだよねー。
いまいち、出
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

横溝正史の世界を舞台に、蟲師と鬼太郎を足しました、って感じ。
鬼太郎父が水木しげるが描いたギンコに見える。

三蔵が八戒に首斬られそうになった。
ていうか、あんなに素敵な鬼太郎父が目玉だけになったらな
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鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽(2022年製作の映画)

3.4

太宰治の「斜陽」
私は太宰作品はそんなに好きじゃない。

安藤政信の太宰っぷりを堪能するだけです。ちょっとしたポーズが太宰っぽい。
セリフが昭和初期なので時代がかってていい。

ヒロインが美しい。
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.0

ガンナーの星に戻った一行。
前半は小麦作りの牧歌的な流れ。

ようやく敵の襲来に備えての準備。

突然、キャラクターたちが過去を語り出す。
なんの治療の会ですか?
ありがとう!ありがとう!ぱちぱちぱち
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.4

これは原作かアニメを観た人向けの名場面実写版だと思うわ。脳内で補完しないと厳しい。
特に家関係のあたりとか映画だけならちんぷんかんぷんだと思う。

美世がどれだけ虐げられてきたか、
清霞がどんな美世に
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.5

ずっとなんかっぽい。
監督が構想に20年かけたんだって。どう考えてもその20年間に書き尽くされちゃったようなストーリーで目新しさがない。
ので、つまらなくもないけど飛び抜けて面白いわけでもない。

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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

「漂流する高齢労働者」っていうフィクションが原作らしい。
日本だと「ザ・ノンフィクション」を映画化したようなもんか?

郵便番号すら無くなってしまった雪国のネバダ州で生活するファーン。経済危機の煽りを
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アフター(2019年製作の映画)

3.0

1Dのハリースタイルズが主人公のファンによるなろう系小説の映画化。

どこの国も妄想って一緒なんだなってくらい少女漫画のあるあるあるあるの連続。
むしろあるあるしかない。
あるある映画。

読書家の真
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.8

面白かった。
あんなにエグい「威風堂々」あるかね!

スパイの父親が任務中に死亡。
上司だったハリーは道を外した息子を助けてキングスマンに勧誘。

キングスマンになるべく訓練を受けるエグジー。

同時
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.2

もっとコメディ色が強いのかと思いきやそうではなかった!

アン女王時代。
没落貴族の娘アビゲイルは親戚サラの伝を頼って宮殿で侍女として働くことに。
アンとサラの関係を知ったアビゲイルは貴族として復権す
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.0

男が成り上がり、堕ちていくまで。

見せ物小屋。
流れてきたスタンはそこで働くことに。

獣男ギークとは酷いアル中のことで、
酒を飲ませて作り上げていた。

スタンは電流ショーのモリーと逃亡。
見せ物
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.0

小国から大国へ、
政略結婚したと思ったらドラゴンの生贄にされたヒロインのエロディ。

イケメンにメロメロのエロディだけど、
この王子、軟弱そうと思ったら案の定。

穴にポイ!とか嫌だ〜!!!

そこか
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メガゾーン23(1985年製作の映画)

3.5

面白いというか興味深った。

80年代の東京。
偶然出会った省吾と唯のボーイミーツガール。
さらに偶然見つけたバイクは軍用品だったことから謎の組織に追われる省吾。

80年代と思いきや、
古き良き時代
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.4

ファンタジーとホラーのハイブリッド。

連続誘拐犯のグラバーに誘拐されたフィン。
閉じ込められた部屋にあるのは線の切れた黒電話。

電話を掛けてくるのは過去に誘拐された子供たち。
彼らの助けで脱出する
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.3

なにをするにも一秒早いフォンチーは変わり映えのしない毎日を送っている。
職場の郵便局には毎日、一枚の切手だけを買い求める謎の男がいる。
公園で出会った素敵な男性とデートを重ねる。
そしてある日、デート
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この心亡き者(2022年製作の映画)

3.0

冒頭、ものすごく面白そうな雰囲気だったのにそうでもなかった件。

恋人を亡くした刑事が自殺しようとしたところ事件の目撃者となり、捜査を始める。

チャンチュンニン、久しぶり〜。
「はちみつとクローバー
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.5

実話。
ラグビーチームが乗った飛行機が雪山に墜落。
生存者のサバイバルが始まる。

ってもう、墜落時の機内の様子がリアル。
飛行機が苦手な私はこれだけでまず恐怖。

目の前にあるのは雪に覆われたアンデ
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百花(2022年製作の映画)

3.5

なんで最後、泉が謝るんだろう。
謝るのは泉じゃない。

男のために自分を捨てた母が認知症になった。
離れられないが優しくも出来ないジレンマ。

奇しくも泉が制作しているのはAI歌手。
情報を詰め込みす
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.0

レナードバーンスタインの人生。
天才芸術家のパートナーになるって大変。

前半のモノクロ部分はすごく良かったので、
後半のフルカラーで二人の人生を辿るだけになるとイマイチ間延びした感は否めない。

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悪夢探偵(2006年製作の映画)

3.0

夢の中で起きる殺人。
B級和製「エルム街の悪夢」みたいな?

なんでhitomiなんですかね。
この当時、女優に活路見出してたっけ?
常に口半開きでいる謎。
一人だけやたらハアハア言っている。
歩く姿
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80 For Brady : エイティ・フォー・ブレイディ(2023年製作の映画)

3.3

こんな老後なら楽しそう。
実話ベースだというのだからこれまた凄い。

大好きなスーパーボウルの選手にブレイディというセクシーな選手を見つけて大ファンになる四人。
テレビのチケットプレゼント応募の天文学
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.3

アガサクリスティ原作なんてもはや推理を楽しむというより、どうやって映像化が肝なんだろうな。

ナイル川のクルーズ船で起きる殺人事件。
被害者は莫大な財産を相続した美女。
犯人は彼女に婚約者を奪われた女
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あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

3.0

なんだろか。

何度も不倫をしている瀬戸内寂聴が、不倫相手の不倫に嫉妬するのが不思議。

作家白木の妻がひたすら凄いな。
一人勝ちだよ。
みはるが白木の愛人に会わされて怒るのに対し、妻はどの愛人が来て
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.3

実在の神父の話なのね。

エクソシストものは基本、悪魔祓い。
どんな悪魔だ、悪魔の名前を知ることに苦労。

ローマの街中をベスパで疾走し、
懐にウィスキーを忍ばせてる神父。

スペインで悪魔つきの子供
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ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

3.4

漫画家になりたい公安のヒットマンが任務に紛れて死を偽装。
売れない漫画家として妻の尻に敷かれ、思春期の娘に蔑まれ生きている。
酔っ払って投稿した漫画がヒットマン任務時の秘密任務だったから大変なことに!
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.3

冒頭のタンカー事故はどうみても合成。

ネットに頼り切った生活してるとこういう目に遭うよ的なものなのかな。
テスラの自動運転の暴走なんか、ヤバいよね。

ちょっと作りがチープに見えたな。

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