このレビューはネタバレを含みます
言葉遣いが荒く少し馬鹿な寅さんの
真っ直ぐな気持ちや深い優しさ
人情深さ、義理堅さ
魅力が全部詰まった話だった。
今までの話を通じてタコ社長の
困ってる人のために頭を悩ませ
一肌脱ぐ姿が本当に誠実だと思う。
しかし寅さんと違うところが
感情論だけではなく物事を考えて
行動することができるところだと思う。
2人とも人間としての真っ直ぐな部分が
一緒で、勇気のある人間と
臆病な人間に見えるかもしれないが
2人ともの違う良さがしっかり見えている
素晴らしい作品だった。
画家の青観先生が自分は絵を売り払うために描いてるわけでは無いというプライドを持っていたが寅さんの真っ直ぐな気持ちに
心を打たれて絵を送ってあげた場面があり
真っ直ぐな気持ちが人の考えまでも
変えてしまったところに感動した。
