パン

ゴジラのパンのレビュー・感想・評価

ゴジラ(1954年製作の映画)
4.6
やっぱ初代ゴジラ半端ね~!
1954年にこのBGMの怪獣映画が存在してたことに大きな感動を覚える。 
ありがとう海上保安庁。

本作は七人の侍と肩を並べるほど偉大な日本映画だと思う。
初代ゴジラの顔はちょっと不細工っていうかあまり可愛くもカッコ良くもない感じの顔してるんだけどそこがまた良い。 
ちゃんとエンタメしつつ、ちゃんと水爆実験とか社会派要素もあるのが凄い。
この映画に出てる大人達、ほんの9年前まで戦時中だったからほとんどが戦争体験者だという事実に驚くわ。 

この時代の特撮技術はまさに努力の結晶だね。
当時の日本人の10人に1人がこの映画を観て、渋谷では2時間待ちの大行列だったらしい…天晴れすぎる大成功だな。 

終盤で突然始まる謎の合唱タイムもなんか面白いね。
そして最後は圧倒的な巨大生物相手に科学の力で制しようとするのも新しい時代の幕開けって感じがして面白いストーリーだと思う。
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