1500Markめ！
ジュード・ロウの出演作を追いかけて鑑賞。
1949年公開のアカデミー賞作品賞受賞同名作品と同じ原作小説を映画化したもの。
政治や選挙を題材にした硬派な作品。
最初は正義感に突き動かされていた政治家が、自身の成り上がりのためにどんどん汚職に手を染めていくストーリー。
ジュード・ロウ出演作の中ではそこまで話題になっていないな？ 脇役なのかな？ と思っていたら、ストーリーテラーで出ずっぱりじゃないですか…！
悪役でもアクの強い役でもなく、善人なのが新鮮。
仕事上のポジションと、自身の家族や恋心との間で板挟みになるのが切ない。
硬派なストーリーで女性キャストも限られている中で、ジュード・ロウの甘めなビジュアルが華を添えていて好バランスな作品だった。
キャストが演技派揃いで見応えも充分。
ショーン・ペン、アンソニー・ホプキンス、ケイト・ウィンスレット、マーク・ラファロ… という布陣、間違いないでしょ。
政治絡みの話で難しく見えるのと、現代の話じゃないのと、旧作と比べられるのが、そこまで評価が高くない要因…？
個人的にはスーツ姿のジュード・ロウをたくさん見られて演技も緻密で大満足な作品だった。
