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お柳情炎 縛り肌のmasatのレビュー・感想・評価

お柳情炎 縛り肌(1975年製作の映画)
2.0
お竜に、お柳で対抗とは、流石ロマンポルノ。
にっかつVS東映、藤純子VS谷ナオミ、世紀の対決、か?

かつて一世を風靡した名編“緋牡丹お竜”シリーズへのオマージュ。その確立した様式美とストーリーに韻を踏んで、オーソドックスに展開するが、何が違うかと言うと、ご存知、縄と鞭とトロロに3Pと、性行為の責め苦が続々と続き、笑いながらにゾクゾクする。

そしてロマンポルノなりの意地、この時代は、こんなバッタモン企画でも、しっかり創っていたのが感動的。

ポルノやっても、にっかつ。
ポルノやっても、東映。
3流には3流なりな意地と工夫が溢れる時がある。

女優・谷ナオミの真剣さも、まったく寒くない。
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