矢吹健を称える会

旅の矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

(1958年製作の映画)
2.6
 オープニング・クレジットに「Introducing Jason Robards」とあり、へ~となる。ジェイソン・ロバーズ初出演作なのだ。しかしなんか冴えないキャラクターで、あんまり良い役じゃない。
 デボラ・カーとジェイソン・ロバーズが「他人を装う元恋人」という設定のはずなのだが、めっちゃ一緒にいるので全く説得力がない。スリルがない。ユル・ブリンナーはさすがに登場時から貫禄があり期待させるのだが、このわりと節度を欠いたデボラ・カーにぞっこん参ってしまうあたりで「馬鹿なのか……?」と思ってしまった。