20年ぶりぐらいに鑑賞。
当時は学生だったかな?
今は社会経験も積み、結婚し父親になり、、、
そんな今見ると、当時と大分感じ方が違い、子供がつらい目に合う映画は本当に見ていられなくなった。そして映画についてもいろいろと思うことも変わっていた。
第四の壁を破る映画の代名詞といえばコレ‼なのかな。
とにかく犯人の一人の男が、こちらにウインクをしてきたり、話しかけてきたり、、、
「そもそもこういう映画を選んでいる時点で、お前たちはこれから起こることが見たいんだろ」と言わんばかりの、実に好戦的で不愉快な映画ですね。
だからこそ、この映画での理不尽すぎる暴力には気分が暗くなるし、終盤の掟破りにもここまで救いがないのかと思ってしまったほど。
映画的なカタルシスが当たり前になっているからこそ、エッジの利いていて不快な展開でしたね。
主人公の家族は、富裕層。聞いている音楽などもクラシックで高尚な感じがする。そんな中に、流れる爆音のデスメタル。
不快ですね。
本当によくできていると思います。