ネブュラー

網走番外地のネブュラーのレビュー・感想・評価

網走番外地(1965年製作の映画)
3.9
シケモクが端的に象徴するひもじさ、そして極寒の厳しさ。網走刑務所に一度行ったことがあるが、ここは寒さとの戦い。
受刑者が吐く白い息に偽りはなく、ただただ寒い。実録小説がベースとしての厳しい環境の真に迫るものが、鑑賞時に感じる擬似寒さに拍車をかけ、身震いをしてしまう。
脱獄劇としてはあっさりしているのだが、レール丁半の賭けは見応えあり。高倉健が若すぎて違和感。。笑
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