十二人の怒れる男のJINGのレビュー・感想・評価

完璧な芸能作品は存在しない…だけどこの映画は限りなく完璧な密室劇だと思う

ほぼ一部屋のみのカメラワーク、個性的だけど突飛過ぎない一般人を演じる役者陣、急がず丁寧に明かされていく検証、これらはシンプルだけど映画に惹きつけられてラストまで退屈なシーンなく圧倒させられる

裁判員制度等々の意見もこの映画の魅力だけど、それよりも脚本の完成度に唸らされる

モノクロ映画｡外国映画｡そんなカテゴリは感じさせない。見終わった後の爽快感が格別の最高の映画の一つ


褒め過ぎたかな？(笑)