ちょうどいい

十二人の怒れる男のちょうどいいのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.0
確証バイアス、同調圧力、懲罰感情、差別、下視、偏見、固定観念がてんこ盛りの極めて示唆に富んだ社会派ドラマ。

変節までの描写にそれなりの迫力はあったものの、やはり古典に特有の拙劣さは否めず。

ほぼ白人、男性、おっさん。短尺でテンポもいいので十分に楽しめるが、時代とは言え偏重されたキャスティングには違和感を禁じ得ない。

鑑賞後の三角絞めもなかったかな。

ここまでの高評価(2024/04/22現在4.1)は邦題の妙も影響か。