りょーこ

野獣死すべしのりょーこのレビュー・感想・評価

野獣死すべし(1959年製作の映画)
3.5
1959年ハードボイルド・モノクロ邦画

仲代達矢が瞬きしない(* ̄∇ ̄)ノ

無口に淡々とギョロ目で完全犯罪をしていく姿は、なかなかホラーでしたよw



真面目で勤勉な大学院生の伊達(仲代達矢)。

現代は混乱と狂気と矛盾の時代だから、これに立ち向かうには野獣のようなエネルギーを発揮するほかない。

と、完璧な計画を立てて刑事を殺したり、留学費用を奪ったりしている。

桑島刑事(東野英治郎)や新人刑事は、証拠はないものの、思想がヤバい!と伊達をマークするが………



とにかく仲代達矢が怖い(´Д`)

何を考えてるのか全く分からないんですよねぇ、彼の表情w

老婆に
金が欲しいなら歌え!踊れ!!
って言うシーンとか、ほんと狂ってる…

オチも気持ち悪くてイイですね~

主役級よりも、端役のちょこっとした台詞のやり取りが面白かったりもします♪

全体的に最高!と言える作品ではありませんが、当時の大学や街並み、車、服等が物珍しく、観ていて飽きませんでした☆
りょーこ

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