相変わらず仲代達也の発声が素晴らしくて、メロメロになってしまう。
表の顔と裏の顔を使い分けるエリート殺人鬼の映画で、『アメリカン・サイコ』なんかも連想させる作品。
表では優秀な教授助手、裏では女学…
ソリッドなクールさ、そしてエッジ。
しかし暗い世相の重苦しい雰囲気漂う、都会的な日本クライム映画。
世相のじめっとした空気を、主人公の伊達がめちゃくちゃに壊す様を見てスカッとするか。
それとも新…
大藪春彦原作、須川栄三監督、黛敏郎音楽、白坂依志夫脚本等俊英が終結し、仲代達也、団令子、小泉博、白川由美の若手俳優のドライな演技を引き出し、未だ不滅のハードボイルド映画の傑作を産んだ。八方塞がりの日…
>>続きを読む野獣死すべしの初の映像化作品。優作版が名作と名高いが、今作・仲代版も中々の傑作だ。
所見は今は無き浅草東方のオールナイト。多分3~4回は見てる。
主人公・伊達邦彦に仲代達矢。只でさえ眼力の強い仲代…
うおー!!!!!!衝撃だったこれは…
ここまでハードボイルドなモノクロ映画は初めて観た。たまらん。
1957年の作品だから当時の日本人の生活が生々しく覗けて非常に新鮮な体験だった。
例えば空港の飛…
ひたすら冷徹に殺人を繰り返す主人公と、それを追いかけつつもほぼ主人公に共感してる刑事、といった構図が面白いな。
バーで花屋の婆ちゃんを金払って踊らせて作中1番嬉しそうな表情をする主人公、あまり積極…