法と秩序。
守ろうとする者もいれば非道に走る者もいる。
耐えきれずに、目には目をとなり、
暴力には暴力で対抗。
負の連鎖。
そんなことでは解決しないと理解しつつも、そうも言ってられない現実もある。
それをドラマにした作品。
観ていてイライラもするし、
切なくもなるが、
奥底にまで迫った作品には残念ながらなっておらず、扱ったテーマのわりに、落とし方も安易かなあ。
なかなかハードルの高い設定だったと思う。
御贔屓ジョンペインは軽くも、デビュー間もない悪役のスターリングヘイドンも凄味が不足していて、作品の奥行きは生まれていない。
こうなると挟まれるユーモアも不発。
いやー、この手の作品は傑作となるにはハードル高いよなあ。邦題になった理由となるクライマックスもイマイチだった。
めちゃ期待していたので残念だった。