このレビューはネタバレを含みます
洋式トイレはオリンピックを契機に大きく広まったらしいが、ユニットバスのバスの方で済ませた寅さんが笑いになる時点で庶民にも普及していたのかな。今では2周くらい回って驚きが勝つが。
今回は毛色が異なったマドンナで、結構踏み込んだ内容。当時だともっとなのかも。
言い回し的は時代を感じる部分があったが、描き方は現代の自称ポリコレ配慮作品よりよっぽど中立的。
寅さんも先生も根底にあるものは愛で考え方の違い。そのため最後の別れの切なさは暫定1位。意外とあっさりだったが。
田中邦衛の出演時間に対する費用対効果が異常。