どうしてなのかこの完結編になって恐怖感が和らいでしまいました。
ダミアンも32歳になって大人としての良識を持ち合わせているようで、社交性もあり人間味もあり、悪魔というよりはサイコパスの様にしか見えませんでした。
人を殺めるのも自らの手は汚さず、どこか知らないところで犬が勝手にやってくれている感じなので、ダミアンよりも犬が怖いです。
人の不審死も前作までの様な、突然どんな形で不幸が襲いかかってくるか分からない緊張感もあまり無く、どちらかというとダミアン率いる悪魔崇拝者達と、ダミアン討伐に命を燃やす神父達との争いがメインとなっている様でした。
結末を見る限り、ダミアンが少々弱く見えてしまいました。