わたもち

サンダカン八番娼館 望郷のわたもちのレビュー・感想・評価

サンダカン八番娼館 望郷(1974年製作の映画)
4.0
日本人として、目を背けてはいけない、観ておくべき一本。
普段2時間集中持たん自分が夜更かししてまで通しで観れたほどに、エグくて心に残る作品でした。


「唐行き(からゆき)さん」とか「女衒(ぜげん)」とか初めて聞く言葉だらけで、全く知らなかった自分が恥ずかしくなった。

からゆきさんことサキさんの人生があまりに辛くて壮絶で観ていて胸が痛む。
“うちは女であって女でなか”という台詞が全てだった…

サキさんの若い頃を演じてる高橋洋子さん、とても綺麗だった。口元とか目元とかにあるほくろが自分はやっぱりめちゃくちゃ好きだということを再確認した。
皆さん絶賛している通り、サキさん役の田中絹代さんの演技は素晴らしかったです。
あと、八番館の女将さんもとてもええ演技してた。

心打たれるものがありました。
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