工藤蘭丸

サンダカン八番娼館 望郷の工藤蘭丸のレビュー・感想・評価

サンダカン八番娼館 望郷(1974年製作の映画)
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これは1974年のキネ旬ベストワンに選ばれ、その後ベルリン映画祭銀熊賞(女優賞)を受賞し、アカデミー外国語映画賞にもノミネートされた名作でしたね。

戦前、九州から東南アジアに娼婦として売られて行ったからゆきさんに取材したノンフィクションの映画化だったけど、私は当時はそういう事実があったことも知らなかったし、結構衝撃を受けたものでした。

田中絹代が往年の名女優だったということも当時は全く知らなかったけど、当時好きだった栗原小巻が霞むほどの名演技は、今でも結構印象に残っています。