このレビューはネタバレを含みます
寅さんが生真面目な青年に
恋愛指導をした話を聞いて博が
昔は兄さんに恋愛指導してもらったんだと語っている姿が印象的だった。
恋愛をするのが悪いことですか？と
教授に尋ねるシーンがあったが
博たちの姿が全てを物語っていると
思うと素敵だなぁと思う。
あけみが寅さんの魅力を結婚してから
気付くと言っていたり
色々なマドンナから好かれたり
寅さんのような誠実で人のために
一生懸命になれる人は誰が見ても
素敵になるんだろうなぁと感じた。
作中でマドンナが言っていた
おばあちゃんが倒れてたまたま
寅さんがみかけて今こうして
柴又の皆さんと一緒にいることが
不思議だというセリフが
確かになぁと感じた。
奇跡的なタイミングや巡り合わせで
どんな出会いに発展するか分からないし
行動する事でそういう歯車が動き出すのであって青年がもしマドンナに憧れるだけで何も動き出さなかったら何も変わらない
日常が流れていたんだろうなぁと
感じた。
