若き日の文豪シェイクスピアの恋を描いたロマンス作品。
主演はジョセフ・ファインズで、ヒロイン役はグウィネス・パルトロー。
1593年、エリザベス朝の演劇全盛期のロンドンが舞台。
人気劇作家シェイクスピア（ジョセフ・ファインズ）は、執筆中の新作劇”ロミオと海賊の娘エセル”のオーディションにやってきたトマスに目を止める。
実はトマスの正体は、女人禁制の舞台に立つために男装した富豪の令嬢ヴァイオラ（グウィネス・パルトロー）だった。
シェイクスピアはヴァイオラと恋に落ちるが、彼女は、女王が承諾した貴族と政略結婚のため婚約することになる。
しかしシェイクスピアとヴァイオラの二人の恋はますます燃え上がり、シェイクスピアは彼女への愛情をもとに新作劇の「ロミオとジュリエット」を書き上げていくが……
劇中劇と現実をオーバーラップさせながら、シェイクスピアとヴァイオラの二人の熱い恋が進展します。
特にヒロイン役のグウィネス・パルトロウが美しく、男装も素敵で、体当たりの演技を魅せてくれます。
彼女がアカデミー賞とゴールデングローブ賞で主演女優賞をW獲得したのも納得です。
中世の衣装やセットも見ごたえありました。
果たして二人による禁断の舞台と恋の行方に注目です。
「彼女は僕の生涯のヒロイン 名前はヴィオラ」（新作喜劇・十二夜より）
2022.9 NHK BSP で鑑賞（字幕：鈴木恵美）
第71回アカデミー賞で作品賞 、主演女優賞、助演女優賞、脚本賞、作曲賞、衣装デザイン賞を受賞（1999年）
第56回 ゴールデングローブ賞で最優秀作品賞、最優秀主演女優賞、最優秀脚本賞美術賞を受賞（1999年）
第52回英国アカデミー賞にて作品賞、助演女優賞、編集賞を受賞
第49回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞（1999年）
第23回日本アカデミー賞で優秀外国映画賞を受賞（2000年）
