このレビューはネタバレを含みます
家族の日常が本当に幸せで、このまま続いて欲しかった。
息子の死を受け入れられないまま、棺桶に入れられ、溶接される。
この時間の無情さが際立ってた。
自分の選択を後悔せずにはいられなくて、何度もランニングシーンが出てくるのも辛かったな。。
でもただ辛いだけの話ではなくて、息子のことを好きだった女の子がもうボーイフレンドを作ってたり。なんかあっけらかんとしたとこもある。
案外そんなもんだよなぁと。
患者さんたちも成長して行ったり、とにかく自分のことで精一杯で苦しんでたり、でも主人公も自分の人生があるのだ。
残された家族はまだ笑うことができるのが救い。
自分の家族のことと重なって涙なしには見れない作品でした。