あと2分

息子の部屋のあと2分のネタバレレビュー・内容・結末

息子の部屋(2001年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

家族の日常が本当に幸せで、このまま続いて欲しかった。

息子の死を受け入れられないまま、棺桶に入れられ、溶接される。
この時間の無情さが際立ってた。
自分の選択を後悔せずにはいられなくて、何度もランニングシーンが出てくるのも辛かったな。。

でもただ辛いだけの話ではなくて、息子のことを好きだった女の子がもうボーイフレンドを作ってたり。なんかあっけらかんとしたとこもある。
案外そんなもんだよなぁと。 

患者さんたちも成長して行ったり、とにかく自分のことで精一杯で苦しんでたり、でも主人公も自分の人生があるのだ。

残された家族はまだ笑うことができるのが救い。

自分の家族のことと重なって涙なしには見れない作品でした。
あと2分

あと2分