メッシ

神様のくれた赤ん坊のメッシのレビュー・感想・評価

神様のくれた赤ん坊(1979年製作の映画)
3.8
若いカップルの元に突然預けられた子供の親探しの旅。

とにかく明るい渡瀬恒彦と桃井かおりを見ていると幸せな気分になれる。

不良、ヤクザ役を経て、とにかく明るい渡瀬恒彦はより一層魅力的。
不良ヤクザを経てるので、その危険性が目の奥に潜んで重層的な魅力がある。
どんなにダサダサなファッションでもカッコ良く着こなすから凄い。

桃井かおりの可愛らしさ可憐さはこの映画が突出している。

こんな二人が見知らぬ子供と尾道、九州を旅するんだから微笑ましいことこの上ない。

ラスボスはまさかのアラカンで、重鎮感がはんぱない。アラカン×少年の絵面!

この二人、きっと幸せになるだろうと予感させる幸福感があった。
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