好き勝手なてそ

ジェイコブス・ラダーの好き勝手なてそのレビュー・感想・評価

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)
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ベトナム戦争以降、悪夢と現実の区別がつかないジェイコブ。そのうちベトナムで同じ隊だった仲間が不審な事故に巻き込まれていくーー的な話。

主人公ジェイコブの視点でずっと進行するため、目が覚めては世界線が2つを行き来しているような感じになり、
見ている側もどちらが夢で現実かわからない状態が続く。面白い脚本だなと思った。
どっちだろうなー?どっちも夢かな?などと考えていると、唐突にマコーレー・カルキン登場(!)
えっ、これ出演作品なんだ!?と棚ぼたでマコーレー出演作を知る。
しかも、ホームアローン1の公開前の作品らしいのだが、重要な役回りするだけ注目されていたんだなぁ。
しかしエンドロールにマコーレーの名前はなかった気がするが、あれはなぜなんだろう?

ストーリーはわりと中盤で真相が読めてしまうけど、主人公ジェイコブも同様にだんだん真相に気づいてきてこそ…のラストだと思うので、これでよかったのかなと思う。
時代的にも邦題がついても良さそうなものを、なぜ「ジェイコブズ・ラダー」とラダーを残したのかと思ったけど、なるほどこれはあえて原題を残してるんですね。

ホラージャンルで言うとあまり他に見ない系統の作品に触れた気がしたので、鑑賞してよかった。