久しぶりにいい映画に出会えた気がする。時代問わず、世界から愛されてる理由もわかる。130分が一瞬やったし、見終わった後はお酒を飲みながらちょっと思いを馳せるくらいの余韻。
殺し屋映画としても、恋愛映画としても、ヒューマンドラマとしても、どの観点で見ても総じて点数は高いと思う。
あれほどの年齢差がある中で「愛」を語ろうとすると、どうしても無理があるなと感じてたが、レオンとマチルダに唯一共通する「孤独」、それに加えて「見た目は子ども、中身は大人(どっかで聞いた事ある)」のマチルダと、「見た目は大人、中身は子ども」のレオンが惹かれ合う過程が完璧にマッチしてた。
マチルダと一緒に過ごせば過ごすほど、人間らしくなっていくレオン。個人的にはレオンの意思を尊重するために、マチルダには殺し屋にはなって欲しくないと願う。