LEE

ガンメン/狼たちのバラッドのLEEのレビュー・感想・評価

3.3
カークウォン監督作
なんだかちょっと荒い一本だった


序盤展開が結構早くて中々ついていくのが大変だった(短い映画なのでもっとじっくり描いても良かったのでは?
個人的に一番気になったのはキャラクターに芯が通っているように思えなかったところ
署長が終盤いきなり善人みたいになったり、主人公たちの操作方法が荒っぽすぎて感情移入があんまり出来なかった
主人公が妻に愛人がいると嘘をついて上海に逃がそうとするシーンも実際浮気をしていたので全く感動できず…
面白くなりそうな作品だけに色々と残念だった


ガンアクションもつまらなくはないけどまだそこまで洗練されていないという印象
個人的には桟橋のシーンが良かった


特捜隊的な一面が見えたりとカークウォンらしいんだけどそれがあんまり面白さに繋がっていないような気がしてしまった一本
でもアダムチェンの死に様は必見です
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