健一

バトルランナーの健一のレビュー・感想・評価

バトルランナー(1987年製作の映画)
2.0
『ザ・ランニング マン』(原題)でよくないですか? 😅

午後のロードショーで放送していたので録画して鑑賞。
四半世紀ぶりの再鑑賞。
劇場公開時鑑賞済。
「コマンドー」でもなく「プレデター」でもなく 本作が わたくしの初めて観たシュワルツェネッガーの作品です。
当時('87年)はまだ世間で『シュワちゃん』とは呼ばれておらず この愛らしいあだ名は '89年夏公開のコメディ作品「ツインズ」あたりから。

story
2017年。 近未来(?)のロサンゼルス。
荒廃し絶望渦巻く中 人々に人気のTV番組があった。
その番組は『ザ・ランニング マン』‼️
それは生死をかけて闘う 殺人ショー。
強制的に『死のゲーム』に参加させられた囚人たちが壮絶な戦いに挑むアクション大作。🏃‍♀️

1987年に公開された2017年が舞台の映画を2022年に観るという。
なんとも ややこしい。😅

当時は斬新なアイデアと迫力のアクションに興奮して見ていたのだが、今となって見返すと ショボいなぁ〜 😰
「48時間」や「ダイ・ハード」と本作が同じ脚本家が手がけた作品とはとても思えない。😅
この25年後に公開された「ハンガー・ゲーム」の原点的な作品と言ってもいいのかな?

2017年が舞台なはずなのに 女性たちの髪型、ファッション、扱うコンピューターがバリバリの80年代‼️ 😅
シュワちゃんと番組内で闘うハンターたちもスーパーショボい。🥵
見ていて恥ずかしくなってきた。
昔、デパートの屋上でやっていた ヒーローショー みたいなレベル。😅
シュワちゃんは何故 あの傑作「プレデター」の後にこんな作品に出演を決めたのだろうか?
本作は本来ならアンドリュー・デイヴィス(「逃亡者」「沈黙の戦艦」の監督)が手掛けるはずだったのに突然スタジオ側から解雇されてしまい、撮影開始直前に監督の降板劇があったから こんな『へんてこりん』な作品になってしまったのだと思う。

シュワちゃんが『モジモジくん』みたいな格好して逃げ回る。
最終的にこのTV番組自体をぶっ潰すという。当時は楽しんで観てたんだけどなぁ。

ヒロインを演じたマリア・コンチータ・アマンゾはスパニッシュ系のとてもキレイな女優さん。
彼女はこの後 シュワちゃん無しの「プレデター2」でもいい味出してました。

TVゲームに例えるならもう 初期のファミコンレベルの作品。
シュワちゃん自身ももう二度と観ないんだろうなぁ。😅


劇場公開時 1988年1月3日
上 野 宝 塚
💺522 席
客入り 8割位。だったかな?

正月🎍三ヶ日の最終日。
すぐ近くに『アメ横』もあるせいか、上野の街中はものすごい人だかりだったのは 今でも鮮明に覚えている。
健一

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