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八岐之大蛇の逆襲のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

八岐之大蛇の逆襲(1985年製作の映画)
3.6
日本の古代神話に描かれた「ヤマタノオロチ」は、実は2000年前に宇宙人が地球へ送りこんだ侵略兵器だったのだ!
 ひょんな事からオロチの体内に取り込まれてしまった若き古生物学者・桐原祥子は、ピントのボケた宇宙人たちにオロチの操縦者として任命されてしまう。操縦者を得た宇宙人たちは2000年ぶりに活動を再開。以前は失敗した地球侵略を、再び試み始める。
 古代怪獣の発見に狂喜する考古学者の田子教授、スクープをものにしようと走り回るTVディレクター達、そして初の実戦に大はりきりの毛利大佐率いる防衛隊。人々の奇妙なバイタリティーにあふれる真夏の米子市街で、祥子の操る100m超の大怪獣「ヤマタノオロチ」と、総力体制の防衛隊がぶつかり合う。大破壊の幕が切って落とされた!
「帰ってきたウルトラマン」を庵野秀明と作った赤井孝美が、樋口真嗣を特技監督に迎えて作った特撮短編映画。
作り込まれたミニチュアセット、爆発などの爆薬や火を使った特殊効果が、よりレベルアップしている。
八岐大蛇が、地球侵略のために作ったロボットでパイロットと神経接続しているが暴走するのが、エヴァンゲリオンに影響を与えているのが興味深い短編特撮映画。
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