いやよセブン

半次郎のいやよセブンのレビュー・感想・評価

半次郎(2010年製作の映画)
3.0
大手配給会社やテレビ局の協力が得られないなか、榎木孝明が製作のほとんどを担当したと思われる作品。
農民出身の中村半次郎(榎木孝明)は西郷隆盛(多分、素人)に剣の腕を見込まれ、京都で活躍、その人柄から多くの信奉者が生まれる。
明治維新で桐野利秋と名を改め、陸軍少将まで出世するが、長州との権力闘争に敗れ、西郷共々薩摩に戻るが、西南の役で戦死する。
明治維新は薩長連合が成し遂げるが、その後は権力闘争に勝利した長州の独壇場となる。
西郷隆盛は江戸を火の海に出来なかったことで、維新で達成感を得られず、死に場所を探すような挙に出たのか。