黒柳万美

ゴーストワールドの黒柳万美のレビュー・感想・評価

ゴーストワールド(2001年製作の映画)
5.0
初めて見た時は20代はじめの頃。
大人になれないイーニドの気持ちに手離しで全面同意。レベッカっておもんないなとすら思っていた。

アラフォー寄りのアラサーになった今あらためて見ると、イーニド、あなたはあなたのままで、でももうちょいやり方あるんとちゃうか?と思った。昔と違うことを感じてちょっと安心。

ティーンから見たら、シーモアはレコードオタクで謎めいて、他とは違うワンランク上のおっさんに見えたのかもしれないが、実際落ち着いて考えたらちょっとだけやばいただのおっさん。それをからかったらちょっとはまってもうた。イーニドは、大人になってそのこと振り返ったら気づくかな。

この映画のシーン思い出すから、映画館でポップコーン全然買ったことない。

初めて見た頃も今も変わらず居てくれる、こういうことをたっぷり話し合える親友と映画館で見れて、最高だった。