りっく

ハイヒールのりっくのレビュー・感想・評価

ハイヒール(1991年製作の映画)
3.3
母と娘の愛憎交えた関係性はいかにもアルモドバル作品。それに加え、本作はその娘と楽屋でセックスしたゲイの正体がサスペンス映画として鍵を握っているものの、そこが明らかになった際の驚きが弱いのが少し残念。初期作品の中では露悪的なお下劣さや自暴自棄のような陽気さも抑えられ、見やすい一作ではある。
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